本日(1月12日)のインフォメーション 昨夜から小雨です。今のところ雪の心配はありません。 道中、お気をつけてお越しください。 宿主よりお正月に連泊された大きなアフリカ民族柄の袋を肩にかけたお客様は見るからにミュージャン!
普段は建築関係のお仕事をなさっているそうだが、その面影はまったくない。
そして、この大きな袋にはジャンベがはいっていた。
ジャンベは西アフリカ一帯(ギニア、セネガル、マリ、コートジボアール、ブルキナファソ)で伝統的に演奏されている深胴の片面太鼓である。これら諸国はかつて西アフリカに栄えたマリ帝国の領土であり、そのマンディンゴと呼ばれる文化圏で主に日常生活や祭儀で演奏されてきた。
木をくりぬいて作られており、主に山羊の皮が使われる。 胴を横から見ると胴の上部は丸みを帯びており、中央がくびれて、そこからやや太くなりながら鼓面の張られていない端に至る。(ゴブレット型)胴には様々な装飾を施してある。
宿泊初日は他に子供や赤ちゃん連れの方々がおられたので、気を付かってくれた様子。
翌日、他のお客様がチェックアウトされた後になってからジャンベの登場だ!
薪ストーブの前で大切そうにそーっと袋から出てきた深みのある彫り物がされたジャンベ。
かなり年期がはいっているようだ。そして不思議な力を感じる。
一人が基本パターンを繰り返し叩き、もう一人がリズミカルに、そしてバリエーション豊かに絡みあい、グルーブが最高潮に盛り上がっていく。そこでは様々な暗黙のサインが行き来しているようだった。
ひとつの太鼓から出て来ているとは思えないLowからHightまでの多彩な響きだ。
『とにかく心地よいのだ!』
正月に最高なひとときを迎えることができました。
なんと地鎮祭と厄払いとお清めを一度にしていただいたような不思議な爽快感がありましたよッ!
どうもありがとうございました! 宿主 グラッチェ水澤!