三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」
明日のこの時間帯にりゅう座あたりから流れますよ~星が!
極大前日はどんなもんだろかとカメラと三脚を持って蕎麦畑に行ってみました。
AM2:30活動期が凝縮された流星群極大前日でもけっこう流れてます。

この写真で何が何だか分かる人はかなりのツーですね。下の影は八ヶ岳で北の方角。
ここには北極星からこぐま座(中央)とりゅう座(ちょっと右)が写っていて、
放射点はこのあたりです。ちなみにしぶんぎ座は今では存在していないのです。
20秒~30秒の開放ではタイミング良く被写体に星が流れてくれませ~ん。

ちょっとだけ(北北西)目線を左に移すと沈みかけているカシオペア(中央下)が見えています。
このあたりにはカシオペアからペルセウスにかけて天の川が流れていて美しいのです。
そしてカシオペアの左上あたりでボーッと写っている二重星団はこれまた美しい。
これは肉眼でも光の雲として見え、双眼鏡を向けると密集した星の群れが寄り添ってます。
その左上あたりのごちゃごちゃしているのが三大流星群の一つ8月に活動するペルセウス座。
人という字をひっくり返したように見えていますね。

南アルプス方面(西)に沈みかけているオリオン座が綺麗だったので一枚だけシャッターをパチリ。
オリオンのオレンジ色したペテルギウスと左上の明るいこいぬ座プロキシオン、そしてオリオンの
三ツ星から左側に目をやると明るいおおいぬ座シリウス。これで冬の大三角形となります。
見事な正三角形ですね~! 右端に見えるおうし座はVサインになっています。オレンジがアルデバランでV字のあたりにはヒヤデス星団がありにぎやかです。
そして普段は横になって見える事の多いふたご座(中央上方面)もこの時間になればしっかりと頭が上になって普通にイメージしやくすく見えていましたよ。
ついでに左下のシリウスのあるおおいぬ座もシリウスが犬の鼻にみたてればこちらをむいてニコリとしているように見えるじゃないですか~ッ!からだは左側でシッポが上向いて可愛いなぁ~。
この方角には右上から左下に向けて天の川が流れているから他の方角よりも明るく写るんでしょうね。明日はパン生地を発酵させる前に極大観測してみよっと! グラッチェ!
小さな民宿ですが、心より皆様のお越しをお待ち申し上げております 民宿スタッフ一同より
八ヶ岳麓は小淵沢の宿 西洋民宿魔法の笛 0551-36-6554