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食後のデザートはジャズセッションで!
ジャズピアニストが本日お泊りのお客様の中におられましたッ!
デザートをお出ししたころピアノの音が響きはじめ、1ッ曲目はおなじみ酒バラでスタート!
それまで包丁を持っていたグラッチェはすかさずベースに持ち替えたのでありました。
izumi tamotu 003
久しぶりのピアノとベースのデュオで盛り上がり、次から次へとスイングスイングスイング!
イパネマの娘では民宿接客係のフルート娘がテーマを吹きました。
それにしても物凄いテクニックの連続に聴き惚れながらのセッションでした。
本場横浜・横須賀方面でご活躍とのこと。 これからも宜しくお願い致します。 グラッチェ!

小さな民宿ですが、心より皆様のお越しをお待ち申し上げております 民宿スタッフ一同より
八ヶ岳麓は小淵沢の宿 西洋民宿魔法の笛 0551-36-6554

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【2009/03/28 22:57 】 | 民宿の音楽 | コメント(2) | トラックバック(0)
赤いペンライトの少女
新月前の夜空にはアルクトゥールスやスピカなど春の星たちが静かに輝いている。
そんな連休、一台のレンタカーに乗った若い7人の天文部員たちがやってきた。
DSC_0022.jpg
宿泊初日の夜、
赤道儀の組み立て練習と極軸合わせだったところをみると初心者部員がいるのかな。
屈折望遠鏡と反射、そしてミードの自動導入3機がならんでいた。

『お~ッ!北極星を肉眼で見るのは久しぶりだ!』と気合いが入っている。

この夜は冷たい八ヶ岳おろしの北風が吹き、
真っ暗な蕎麦畑の片隅で赤いペンライトをかざした物静かな少女がひとりで悪戦苦闘…。
思うようにファインダーが合ってくれない。ドライバーやペンチのようなものを使って調整だ。
赤道儀を相手にひとりでなんとかしようと頑張る赤いペンライトの少女。

なんだかわからないが嬉しい…まだいるんですよ~平成の大和撫子が。。

しばらくして部長さんから指令が出た。『そんじゃ~大熊座付近でM82と83ね~』

するとみんなが星の地図に赤いペンライトをあてて探している。『どこ?』
『あったあったここだッ!』それぞれがM82やM83を調べて赤道儀の目盛りに手が伸びる。
遥か彼方にある星たちの住所に目盛りをあわせているのだ。
一発で導入できればたいしたもの! 
そりゃ~盛り上がっちゃいますよ。 何百万光年先なんだからね!

天文部の機材は年季が入っていた。
だからちょっと方向を変えるだけでも壊れたネジを回すのがひと苦労なんです。
これまで多くの諸先輩方が使い込んで来たこの赤道儀には天文部の歴史が感じられた。普通なら3分で終わる作業が30分かかってしまう。。

修理したくても予算が降りないと。。ちょっとだけ不満気。。。

でもね、こんな時代だからこそ
どんな状況であっても力をあわせて乗り越えていって欲しいと君たちの先生は思っているんじゃないのかな?

諸君! 
君たちは試されているのだぞッ! 頑張れ天文部! 頑張れニッポン!  グラッチェ

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【2009/03/23 23:00 】 | 民宿のお客様 | コメント(0) | トラックバック(0)
春の分杭峠にいってみたら…。
冬の南アルプスは雪が積もっているだろうからと、ゼロ磁場行きを我慢していました。
そして、やっと長い冬も終わり春がやってきたぞということでペットボトル持って水くみだ~。

そしたらなんと、昨夜の雨が雪になってしまったようで、駐車場には誰もいない…
雪に覆われた一本道にスタックした四駆ワンボックスが一台…1人だけで困っている様子だった。
冬の分杭峠 005
雪深くとても車じゃ水場に行けそうにないので歩くことにした。駐車場から15分ぐらいです。
冬の分杭峠 003
フルート娘は童心にかえって喜んでいる。 楽しそうだ!  よっしゃイッパイ水くむぞぉぉぉぉ!
冬の分杭峠 006
ひょんなことで知り合ったやさしそうなお父さんと一緒に歩いて水場へ出発~!
冬の分杭峠 013
水場は雪で埋もれていても、いつものように湧水はしっかりと湧き出ていました。
冬の分杭峠 010
みんなで水くみ。お父さんにも手伝ってもらっちゃいました。 ダンケシェーン!
冬の分杭峠 022
お父さんはお子さんのためにと大きなペットボトルを一本持って水をくみにきたそうです。 
冬の分杭峠 016
今日のゼロ磁場はこんな感じになっていますが、いつもならば水場まで車で行きます。
でも今回は雪が深かいからということで断念したが、結果的にはそれで正解でした。
水場の手前が崩落していて通行できる状態ではなかったのです。 ご注意ください。 グラッチェ!

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【2009/03/14 23:02 】 | 周辺の紹介 | コメント(4) | トラックバック(0)
あの時の火球は凄かったんです!
年始めのしぶんぎ流星群が愛読の天文ガイドや星ナビで紹介されていました。
あの時の大火球出現からもう2ヶ月がたってしまッたんだ。とにかく凄い火球だった。
満天の星空の下で寒~ィ蕎麦畑からの観測。その時はてっきりひとりぼっちだと思っていた。
でもたくさんの人たちが同じ空を見上げていたんだ! なんだか嬉しいなぁ~。
しぶんぎ流星群09 010
新月前の下弦の月が出ている頃、民宿に某天文部所属の若人がたくさんやってくるらしい。
なにがなんでも晴れてもらいたいからてるてる坊主作っておきましょ。 グラッチェ!

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【2009/03/10 20:35 】 | 民宿周辺の夜空 | コメント(0) | トラックバック(0)
北杜市大泉 金田一春彦 記念図書館
八ヶ岳の旅で観光地めぐりやお蕎麦食べ歩きなど楽しいもんですが、地元の人たちが利用している
図書館でのんびりと読書なんていうのはいかがですか。
民宿から蕎麦畑をぬけて泉温泉健康センターの先にあるのが大泉・金田一春彦記念図書館。
金田一春彦図書館 007

なぜこの場所に記念館?と、ちょっと不思議だったけど、先生とのつながりはこういうことでした。

「私は自分が死んだあと、私が持っている本をどう処分しようかと迷っていた。
昔だったら、勤務していた大学に寄贈するのが通例であったが、今の大学はもう蔵書が
たくさんあって、私のところにあるような雑本などは引取っても迷惑に近い模様である。
そんなときに、私が夏の別宅を持っていた山梨県の大泉村から、図書館を建てて
そこに置いてくれてもいいと言ってこられた。そうしてそれを希望者に貸し出せるように
しようかという話であった。
 こんな嬉しいことはない。大泉は故郷を持たない私が、故郷とはこんな気持ちを
起こさせるところかと思って住んでいるところである。出来たらここに骨をうめたい
とも思っているところである。 そこに私の本が遺り、篤志家たちに活用され、
私のあとまで生き続けてくれようとは、まこと研究家冥利に尽きた話である。
 ただし私の本は、仕事柄コトバ・日本語にかんする本が主で、それも方言に関する
ものが多い。 こんな本を好き好んで読みに来て下さるかたがあるだろうか、と
思っていたら図書館準備をしている方々が、これに方言を採録したテープや、方言を
特集したカード等の資料を併せて、これをもとにして方言の資料館のようなものを作ろう
と言われた。この話を私の親しいNHK放送文化研究所の最上勝也君に話したら、
大いにおもしろがってくれ、早速出版部の小河原正巳さんに話をしてくれた。
そうしてNHKに眠っていたたくさんの方言資料が頂けることになった。またそのうえ、
私の先輩で山梨県在住の稲垣正幸さんからも方言に関する私の持っていない
昔の本を数々頂戴することとなったとは夢のような話である。
 こうした方々の御蔭で大きな方言資料館が実現することとなったが、今後方言の
研究をするなら大泉の図書館へ行けば何でも分かる、というような評判でもたってくれたら
こんな有難いことはないと皆さんのご好意に感謝しつつ、虫のいいことを
考えている今日である。(平成9年7月)」  金田一春彦
金田一春彦図書館 003

ここは夏場に紹介した、ほたるの里・大泉ビオトーブや、少し長坂方面に行くと金生遺跡がある。
そうそう、酒蔵 谷桜もある八ヶ岳南麓の中でも視界の開けたのどかな所です。
民宿から車で13分で到着する図書館の中には金田一先生に関する資料もありました。 
今日初めて行ったので図書カードを作った。今後ちょくちょく利用させてもらいます。
金田一春彦図書館 008
すぐ近くの泉温泉に入ってからゆっくりと読書でもしてみませんか!
そして日本全国の方言に関する資料はかなりのものですよ~ グラッチェ

小さな民宿ですが、心より皆様のお越しをお待ち申し上げております 民宿スタッフ一同より
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【2009/03/01 15:08 】 | 周辺の紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
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