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11月~12月の星空ハイキング2010
ハートレー彗星は10月28日に一番太陽へと近づきますが、11月上旬までは観測出来ます。
このところ彗星ばかりに目がいってしまっていたので週末営業にあわせて見応えのある天体ショー
を紹介いたします! だいぶ寒くなって来ましたが夜半過ぎからの流れ星が多くなっていますよ。

11月6日(土)  おうし座流星群の南群が極大。
11月13日(土) おうし座流星群の北群が極大。
どちらの流星群も一時間あたり10個以下とのことです。
そしてピークがはっきりしせず活動期間も長いことから、ちょこちょこ流れていので
これまでにしし座流星群を見た人はこの群の流れ星を見ているようです。
何よりも嬉しいのは6日が新月! 最高条件で星空ハイキングすることが出来るのです。

しし座流星群は11月18日/月で明るくなりますが火球クラスの流れ星が期待できそう。。
20101017151135e09_20101019120358.jpg
写真左側のぎょしゃ座は将棋の駒のような形なので実際に見ても分かりやすいです。
この中で一番明るく輝くカペラ下で右に傾いた縦長三角形の頂点にあるのがε星(イプシロン)
で食変光星で、この星の周りを回る何かしらの天体が前を通り過ぎるそうです。

そのために27年という長い周期で2.9等から3.8等級まで明るさが変わるのだそうです。
それもいったん減光すると2年間も謎の天体に隠されて暗いままの状態が続くそうなので
このイプシロン星の前を通り過ぎる天体はとてつもなくデッカイのでしょう。

そんな不思議なイプシロン星が2011年の3月頃まで27年振りに暗くなっているのでした。
こればっかりは見比べないと分からないので来春になったら明るくなった星を撮影してみます。
週末10,16 007jpg
(民宿の庭で撮影した写真には左にぎょしゃ座、右にペルセウス座)

『今年12月のふたご座流星群は見応えありで好条件です!』
民宿周辺での極大日ならば一時間に60個以上は流れるのではないでしょうか。。

2010年は1時間当たり60個程度の流星出現が予想されております。
日本の三大流星群のふたご座群は一晩あたりの出現数では最大を誇る流星群なのです。
2010年のふたご座流星群の活動期間は12月上旬から中旬にかけてで、極大は14日の夜。
ふたご座はほぼひと晩中夜空で見えているので、深夜0時を過ぎた頃には月が沈んでふたご座
の高度が60度を超えます。ということで絶好の観測条件となるのです。

2時頃には、放射点がほぼ天頂にあり、流れ星が真上から放射状に見ることができるかも。。
好条件で見られる流星群が少ないなかで今年のふたご座群は好条件観測できそうです。グラッチェ



八ケ岳風イタリアンと朝食の焼き立てパンの民宿
西洋民宿魔法の笛
小さな民宿ですが、心より皆様のお越しをお待ち申し上げております 民宿スタッフ一同より
八ヶ岳麓は小淵沢 西洋民宿魔法の笛 0551-36-6554

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【2010/10/24 13:06 】 | 民宿周辺の夜空 | コメント(0) | トラックバック(0)
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