昨晩、仕込みが終わった23時頃に夜空を見上げたら満天の星空だった!
チャチャッと赤道儀台があるとこういう時こそやる気にさせてくれる。
久しぶりにサムヤンの85mmを装着してしばしの星空ハイキング。
中古のニッコール200mmを購入してからなかなか出番が少なくなって
しまったがF1.4の明るいレンズはいつ使っても気持ちが良いです。
赤道儀ってどうやって使うのですか?と質問されたのでちょこっとだけ
説明することにします。特に極軸望遠鏡なんていうものは小難しそうだ
し、かなり特別な感じがしてしまうようです。

昨晩使用したままなので、極軸がだいたいあった状態になっています。

ちょっと分かりにくいですが赤道儀は地面に対して水平になっていなくては
なりません。そのためこのGP赤道儀には水準器が組み込まれています。
赤い丸の中に泡がくれば水平になっているということになります。

魔法の笛がある場所の緯度に合わせます。なのでこの傾きを38度にします。

昨晩の23時に合わせた時の状態にしてみました。白い目盛の8月24日の
所に黒い目盛の23時が合わせてあります。

夏場のこの時刻にセッティングするとおもりが真上にくるという物凄い
状態になってしまいます。デカイ反射望遠鏡を載せたときには大変です。

で、これが本日の主役の極軸望遠鏡でござる!ここから覗くと~↓

覗くとこのようになっていて、小さな丸の中に北極星を入れるのです!
チャチャッと赤道儀台の形状に合わせて三脚を立てているために、もう
この時点では北極星がこのファインダーの中のどこかには見えているの
です。その北極星を丸の中に導入すればバッチリなのでありま~す!
画像上部の黒い部分は民宿7号室上の屋根で、実際の眺めは北極星がギ
リギリ屋根の上で見えているということになります。

天体撮影のときにはこの白いケースを一緒に持ち歩いています。中には
テープやらリングやらコードやら撮影に必要な物が入っています。

ということで昨晩サムヤン85mmで撮影したカシオペア座です。
ちょうどピッタリとカシオペア座が入りました!れ~のカシオペア星人
はどこにいるのか分かりますか?ソフトンAフィルターを使用している
のでちょっと分かりにくいかなぁ~。。手を振っていて可愛い奴です。

チャチャッと赤道儀台2号のおかげで極軸望遠鏡を覗くまでの時間がかなり
短縮できて気軽に撮影出来るようになりました。 グラッチェ!