小海線は小淵沢駅を出発するとなぜか八ケ岳とは反対の信州方面へと向かう。
そして少し走ると鉄道ファンに人気がある小海線撮影ポイント「大曲」で180度方向転換。
次の停車駅は甲斐小泉なのです。 小淵沢駅から直線で線路を敷けば距離も時間も短縮できたはずなのに。。
そんな小淵沢甲斐小泉間に線路を敷くには勾配が問題であったとか政治的な問題があったとかささや
かれていたそうです。 僕もちょっと興味があったのでそんな不思議を探るために八ケ岳南麓をこよ
なく愛するメンバー達と一緒に山の中へと入ってきました。

枯れ葉でおおわれた道なき道を鋭い感覚だけで向かう先にあったものはこれいかに。。。

そこにあったのがこの大きな岩! 小海線が大曲経由しなくてはならなくなった理由がこれ??
この辺りは当初線路を敷く工事計画があった場所なんだそうです。
この岩をどけようとするとケガ人がでてしまいどうにもならなくなったそうなんです。

岩の上には安政5年とか駒頭石と彫られた四角い杭が刺さっていたが調べてみたら安政5年は
1858年のことで小海線着工よりずっと前のことだということが判明した。
山菜採りで入った人がこの岩を見たらかなり驚くに違いない。 ただものならぬ光景なのです。

今でもこの大岩には凄いパワーがあるそうですぐ脇の木には落雷の跡が残っていました。
メンバーの一人が曰くパワーのあるモノにはこのような現象がよく起るそうなんです、、、

今となってははっきりしないことばかりですが、南アルプス甲斐駒ケ岳などをバックに大曲という
素晴らしいポイントが生まれたのだから大岩には感謝しなくちゃですね。グラッチェ!
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