厨房で仕込みをしているとフルート娘が頻繁に「50度!50度!」と繰り返す。
これはテレビ等で騒がれている50度のお湯を使って食材を「洗う」ということ。
どうやらフルート娘がそんな50度洗いを見てかなり気に入ってしまったようだ。
昔、なんでもかんでも蒸し料理研究していた時に偶然、手が入れられる限界の温度
で野菜を入れてみて「あれれ?これは。。。」となったことがあった。50度洗い
が話題に上がる前から温度には何かあるなぁ~と感じていますた。。。
いつもそれ以上突っ込んで探求しないのがたまにきずなんです。
反省して学習することにしました。
ということで先日、料理研究で50度にこだわって作った料理を一気に掲載します。

朝にお出ししているオニオンスープ用のオニオンで作ったご存知ハヤシライス。
タマネギを丸ごと50度に5分以上浸けてから大量にスライスしてみました。
ちなみにこれは夏の音楽合宿のお昼にお出ししようかと考えています。
そして信州鳥の胸肉は50度洗いしてから薄くスライスした卵白アスパラ巻き。

あさりの砂出しには50度のお湯にいれて4分くらい。そしてすぐパスタに使用。

豚ロースも50度のお湯に浸してから水気を切ってすぐにソテー。
しめじも一緒に入れてそのまま和風ガーリック特製ソースに早変わり!
ほうれん草は50度でシャキッとさせてからクリームニョッキにしました。

ジャガイモを茹でたらカットしてガーリックオイルで松の実と一緒にソフリット。
ここではバジルとじゃがいもを50度洗いしてみました。

ポテトグラタンのジャガイモを50度洗いしてから蒸し器へ。
これらの50度洗いとはだいたい47度~52度のことです。
手が入る44度以下の温度はNG! 60度だと熱が入り過ぎてしまいます。
今なら50度キープ出来る鍋を考案したらヒット間違い無し!売れますよ~!!
今回の料理ではどれもこれも民宿スタッフに好評でした・が、標高千メートルの
地で料理することを考えるとまだまだ研究の余地があるようです。グラッチェ!
春の八ケ岳風イタリアンと
朝の焼き立てパンの民宿[※暫くの間は週末のみの営業とさせて頂きます]
心より皆様のお越しをお待ち申し上げております
八ヶ岳麓は小淵沢の宿
西洋民宿 魔法の笛 0551-36-6554
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