土曜日未明から降り出した雪は日曜日の夕方まで降り続きました。
このあたりでは太平洋側を低気圧が通過する時に雪を降らせることが多いのに、
先週末は日本海側の爆弾低気圧が八ケ岳南麓まで雪を降らせてしまったようです。
[冬になると鹿の群れがやってくる、そんな8号室からの雪景色]ストーブにあたりながらのんびりと天体望遠鏡にパーツの取り付け挑戦してみまし
た。鏡筒をキズつけないように慎重にゆっくりと取り付けたのは、電動式ピント合
わせ装置のモーターフォーカサーKHMです。

民宿の庭ではこの望遠鏡にカメラを取り付けて撮影していますが、撮影当初から
手こずってきたのがピント合わせ。満天の星空の下で浮かれて撮影していて、後
で画像チェックしてみたらピンぼけでガックシなんてことが多々ありました。

撮影対象の銀河などを見つける時に活躍してくれるのが望遠鏡に取り付けてある
小さなファインダー。覗くとさかさまに見えるため、僕のような素人には慣れが
必要になるのです。そのうちに慣れるかと思いきやいつまでたっても慣れてきそ
うにもないもので、LED照明付きの正立ファインダーを購入しちゃいました。
手元に届いたこのファインダーは思っていたよりも口径が大きくてびっくりです。

英文の取り付け説明書を見ながら取り付けたモーターフォーカサー!!はたして
これで大丈夫なのだろうか。。コントローラーでピント位置の微調整をします。

これはバーティノフマスクというシャープなピント合わせを可能にするパーツ!
手前に見える小さなパーティノフマスクはカメラレンズ用で、今ある4つのレン
ズに取り付けてみたら、14mm~180mmまで全部装着することができました。

雪がちらつく夜、雲の切れ間から星が見えていたけれど、外はマイナス4°。。。
いきなりこの反射望遠鏡を外に出したら鏡が曇ってしまうだろうし、望遠鏡内の
空気が乱れてしまって星を観るどころではなくなってしまうだろうということで、
ストーブ前でぬくぬくしながら望遠鏡をながめることにしました。 グラッチェ!
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